自転車でダイエットをするときに、最初のハードルが高価な自転車を買わないといけないということ。
次のハードルは自転車に割ける時間がないという人も多いのではないかと思います。
今だって1日中何かで時間が埋まっているのに、自転車のために時間を捻出しようと思うと、その何かをやめないといけないんですよね。
うちは夫が家事・育児等々なんでもやってくれますが、それでも二人の娘を持ちつつ、残業ありのフルタイムの仕事をしていたので、本当に時間がなかったです。1今は娘たちも大きくなり、むしろ家事の戦力なので、だいぶ楽になっています。
ここでは、そんな忙しいビジネスパーソンの時間の見つけ方・作り方をご紹介します。
自分でコントロールできる時間とコントロールできない時間
仕事については、外部の人への対応などで残業が発生する場合、これを減らしていくのはなかなか難しいので置いておいて、まずは自分でコントロールできる時間の見直しから着手します。
現状を把握する
実は、ダイエットも家計の見直しも、時間の見直しも、手法は同じで、現状を把握するところから始めます。
ダイエットなら食べたものを記録する、家計の見直しなら家計簿をつける。
時間の見直しなら、何に時間を使っているのかを記録します。
私が使ったのはTimeMeterというアプリ。
シンプルに何に時間がかかったのかを記録できます。
今使っているのはtoggl。これは仕事に集中するためにww
togglで時間を図っていると、他のことに気を散らせてはいけない気がして、その作業に集中できます。
これはwebベースでもスマホのアプリベースでも管理できて、Chromだと、Todoistと連携できるがとても便利なんです。
家にいる時間に、何をやったかの記録を取りましょう。
着替え、食事、風呂、調理、掃除、洗濯干し、アイロンかけ、ネットサーフィン、睡眠、買い物など、何にどれくらい時間がかかっているのかを洗い出すのです。
効率化できるところを効率化する
睡眠時間は最低6時間確保してこれ以上は削りません。
全体を眺めて時間を短縮できるところはありませんか?
お金で解決できるところはお金で解決する
お金で解決できるものはお金で解決してもいいと思います。
例えば食事の後片付けに時間がかかっているなら食洗機を導入する。
私はアイロンをT-falのスチームアイロンに買い替えただけで、アイロンかけにかかる時間が半減しました。もちろん、クリーニングに出すというのも時間の節約になるでしょう。
ちなみに、愛用のアイロン台はこれのスタンドタイプでしたが、廃盤となってしまったようです(2024.04.10修正)。普通のフラットな四角いアイロン台では、ワイシャツのアイロンかけられない。。↓
迷う時間・探す時間を減らすことも効率化につながります
次何をやろうと迷う時間を作らないように、やることは仕事もプライベートも全てTodoistで管理しています。有料版にしてもう何年だろう。。webでもスマホアプリでもアクセスできて便利。管理手法はGDTとフランクリンプランナーの優先付のミックス。
定期的にやる作業もこれで管理しているので、たとえそれが5年ごとであっても忘れないです。
買い物は基本的に週1回しか行かないです。
買い物リストを作っていくので、その週末の夕食以外のものは、決まったものを買っていくだけ。
買い物リストは、E・レシピの今週の献立から適宜おかずをピックアップして決めるので、メニューを考える時間も削減しています。
あれにしようか、これにしようか迷ったり、お買い得だからとリストにないものを買ったりもしません。
メニューが決まっているので、平日の夕食を作る際も迷うことはありません。
朝の着替えはスーツを並べておいて、端から順に着ていき、帰ってきたら反対の端にしまうので、朝、何を着ていこうか迷う時間も必要ないです。
モノを探す時間がもったいないので、元来ずぼらな性格ですが、比較的定位置にものを戻せるようになってきました。
やり方を変えるだけで時間の節約になるここともあります
例えば、買い物は、スーパーを2~3件回ってそれぞれの安いものを買って回っていましたが、時短のために総合的に一番安いスーパー1件で全てを済ませることに。
私は夕食の支度は当日の朝にしていましたが、メニューによってかかる時間が異なり、早くできてしまうと時間がもったいないので前日の夜に作ることにしました。
ローラー台は夜やると夕食とローラーの間にお腹を落ち着かせる時間が入るので、この時間を削減するためにも、ローラーは朝起きてやることにしました。
私のお弁当は冷食の詰め合わせですが、それはイヤだという人もいるでしょう。
それぞれの価値観・状況の中で、工夫できるところで効率化を考えてみてください。
やめてもいいものはないかを考える:投資の時間、消費の時間、浪費の時間
今やっていることを全てやりつつ、できる範囲で効率化しても自転車に割ける時間が捻出できないかもしれません。
その場合は、今やっていることのうち、やめてもいいものはないかを考えます。
お金のマネージメントでは、その出費は投資なのか、消費なのか、浪費なのかを考えることが重要と言われますが、時は金なり。時間も、投資なのか、消費なのか、浪費なのかを意識すると、やめてもいいものが見つかりやすいです。
私はべたっと座ってテレビを見る、ゲームをするということは無くなりました。
だらだらと家飲みすることも少ないです。
ただ、テレビを見る、ゲームをする、家で飲むということが必ずしも浪費ではありません。
ゲームをしていると幸せ、テレビで情報収集することが仕事上必要、たまには夫婦で飲んで楽しむなど、個人個人の考え方や状況で何が投資で何が浪費なのかは全く異なります。
また、家族と楽しく食事を食べる時間、そのための調理の時間は消費の時間というよりは投資の時間かもしれません。
自分の時間の使い方を見直して、浪費の時間がないかを洗い出し、その時間を、投資の時間や消費の時間に振り向けてみましょう。2「消費」が悪いものと考える人もいるかも知れませんが、消費は生きるために不可欠なものです。お金でも、食費を極限まで切り詰めるより、国産を応援したいから多少高くても国産の肉を買うなど、より良い消費を考えると暮らしが豊かになります。消費の時間も極限まで削るのではなく、食事の時間、風呂の時間、睡眠時間、それぞれが豊かになるように暮らすのが、素敵なタイムマネージメントだと思います。
私にとって自転車に乗っている時間は、現在の幸せにつながる時間であるとともに、これがないとメンタルやられそう・体調壊しそうということで、生きるのに必須の消費の時間でもあります。
まとめ
どんなに効率化しても、無駄な時間を削減しても、仕事で拘束される時間が長くなると、運動時間を確保することは難しいですね。
正直、この記事を書くと、そこまでしてやらなくちゃいけないのかと思われそうなので躊躇したんですが、時間の使い方をコントロールできるようになると、自転車以外にもメリットがいっぱいです。
なお、仕事の拘束時間はなかなか自分ではコントロールできない場合も多いと思いますが、どんなに工夫しても睡眠時間6時間を確保できない状況がずっと続くとかいう場合は、転職を考えてもいいレベルと思います。