夏までに痩せたい？：春はダイエットを始めるのに最適な季節です/約15年分の記録付き

女性雑誌を見ると、夏までに痩せたい！という特集が多くなりますね。
夏には薄着になったり、水着になる機会が増えたりするので、それまでに痩せたいということでしょうか。

ここでは体重の季節変動から、ダイエットを始めるなら春がいいということを説明したいと思います。

体重の季節変動：秋から春に増えて夏に減りやすい

日本では体重には季節変動があり、秋から春にかけて増えて、夏に向けて減る人が多いと言われています。

でも、私はMy Fitness Palで食べる量と運動量をしっかりコントロールして、減らしすぎたので増やそうとしていた2018年、増えた体重を維持しようとしていた2019年もやはり夏に体重が落ちています。

これは、夏には代謝が上がる（か、胃腸が弱って栄養の吸収量が落ちる）しか考えられないですね。

体重の季節変動には、春に太る人、夏に太る人、秋に太る人、冬に太る人のいろいろなタイプがあるようですが、秋から春にかけて太って夏に痩せるタイプの人は、春からのダイエットが成功しやすいです。

春からのダイエットで季節変動を超えて減らす

季節変動分だけでも痩せるのですが、これだけだと、秋から春にまた戻ってしまいます。
さらに、夏に痩せられないと、冬になると前年より重くなってしまいます。。

でも、痩せやすい春からダイエットすることによって、季節変動を超えるダイエットが比較的簡単にできます。この後、秋から春に戻る量を季節変動分にとどめればダイエット成功。

私も過去3回の大ダイエット（2008年、2011年、2015年、2017年）は春に初めて夏の終わりまで数カ月かけて4～6kg減らしています。

（図：体重の推移）

体脂肪と徐脂肪体重の季節変動：解釈不能

ダイエットで重要なことは、本当は体重の減少ではなく、体脂肪の減少です。
また、フィットネスを上げるためには、徐脂肪体重の維持・増加が重要です。

体脂肪や徐脂肪体重にも季節変動はあるのでしょうか。

文献によると、やはり、体脂肪や徐脂肪体重には季節変動があり、体脂肪は夏に低く、冬に高い。
徐脂肪体重は夏に高く、冬に低い傾向にあるようです。

確かに私の記録を見ても、体脂肪（体重×体脂肪率で計算）は夏に下がり、冬に上がっているように見えます。

（図：体脂肪の推移）

また、徐脂肪体重（体重-体脂肪で計算）は夏に上がり、冬に下がっているように見えます。

（図：徐脂肪体重の推移）

ただ、家庭用の体組成計は、体内の水分が多いときは体脂肪率が低く、体内の水分が少ないときは体脂肪率が高く出る傾向にあります。

そこで、体組成計を買い替えて体水分量を測れるようになってからの水分量の季節変動を見てみると、冬に低く、夏に高い傾向にあります。

（図：体水分の推移）

ということで、夏は体重減って、見かけ上は、 水分増えて、 体脂肪減って、徐脂肪体重が増えます。
しかし、この、体脂肪が減って徐脂肪体重が増えた分は、水分が増えたことによる測定誤差を含むので、実際には体重減った分の内訳の、体脂肪と除脂肪体重が2:1位で減っているのではないかと思われます。

まとめ

日本では体重の季節変動により、秋から春にかけて体重が増え、夏に減る傾向にあります。
夏に向かって体重が減りやすいので、ここでダイエットすることで、季節変動分を超えて体重を減らすことができます。

春は自転車に乗るのも最適な季節。
梅雨になる前にしっかり自転車に乗って食べる量も気を付けて、ダイエットの勢いをつけらるといいですね。