睡眠不足とダイエット

よく寝る子供 休養/身体メンテ
運動、食事に加えて睡眠はとても重要

ダイエットの大原則は「消費カロリー>摂取カロリー」ですが、これと同じ位重要な3大要素が「食事・睡眠・運動」です。

食事と運動はわかりやすいですが、睡眠はわかりにくいかもしれませんね。
ここでは、睡眠がダイエットに重要な理由と考え方を説明します

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寝不足だと食べ過ぎる

寝る子は育つと言いますが、寝不足の大人も横に育ちがちです。
私は仕事が超絶忙しく、月に100時間以上残業していた時期がありました。
この時の睡眠時間は毎日4時間くらいだったかも。。

こういう時って、起きている時間が長いとおなかが空くので、つい、食べちゃうんですよね。
しかも、起きているから活動しているかというと、机に向かって仕事をしているだけなので、消費エネルギーは少ない。

実は、脳は睡眠時間が短いと、活動量も増えると判断して、食欲を増加させるホルモンを分泌させ、食欲を抑えるホルモンの分泌を抑制するんです。
確かに狩猟・採取民族だったころにはそれでよかったかもしれませんが、脳が現代に適応していない現象の一つですね。

寝不足だと活動量が減る

普通の人は、睡眠不足になると活動量が減ります。
軽快に上っていた階段もエスカレーターで少しでも休みたいし、通勤電車では少しでも座りたい。
通勤の時に歩くスピードも遅くなって、もう、フラフラ。。。

食欲中枢の乱れによって、夜中におやつを食べ、起きている時間の活動量は減り。。。
どうなるかわかりますね。
そう、太るんです。

この解決策は、「寝不足でも運動する」のではなく、「きちんと寝る」です。
自転車による運動の質を上げるためにも、日常生活の活動量を上げるためにも、睡眠時間は最低6時間は確保しましょう。

最低6時間の睡眠の確保を最優先に考える

ダイエット以外でも、健康な生活の基本は「食事・睡眠・運動」です。1 ※健康の基本はこれに「口腔環境」が加ります

仕事や家事・育児で忙しいと、睡眠時間を削ってそれらをこなすことを考えがちですが、優先すべきは睡眠時間です。
仕事でどうしても毎日睡眠時間が足りなくて、仕事環境が変えられないなら転職も視野に入れるべきというくらい、睡眠時間は重要です。

さすがに赤ちゃんがいる場合、赤ちゃんのお世話より自分の睡眠を優先することはできませんが、その他の家事より睡眠を優先することは可能です。
多少家が汚れていても、荒れていても、よほどのことがない限り病気になったりはしないので、睡眠時間の確保を優先してください。

寝不足でフラフラの状態でもさらに睡眠時間を削って運動しようと頑張る人もいますが、寝不足が続くと体調やメンタルが壊れてダイエットどころではなくなります。
運動よりも睡眠を優先してください!

睡眠時間が確保出来たら睡眠の質を考える

ぐっすり眠れるから3時間睡眠で大丈夫とか、ナポレオンは3時間しか寝なかったなどと言って、短時間睡眠を自慢する人がいます。
確かに、私も超忙しくて4時間くらいしか寝られていなかったとき、実は、疲れたとか眠いとか、それほど感じてなかったです。

もう、脳が麻痺していたんでしょうねぇ。。。
でも、その部署から異動になり、普通に寝られるようになったら、どっと疲れが出て、しばらくものすごく体調が悪くて、こんなに疲れていたのかと愕然としました。

睡眠の質さえよければ短時間睡眠で良いというのは間違いです。

逆に、ある程度睡眠時間が確保できるようになってきたら、良質の睡眠がとれるようになるのはとても重要です。

もう手が離れつつある娘二人と夫と暮らしています。残業あり、出張ありのフルタイムのお仕事。ダイエット目的で自転車に乗って得られたものは痩せただけではありませんでした。

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