自転車でダイエット、自転車でアンチエイジングのデメリットは?

街を走る自転車 運動/自転車
車道を走る自転車は危険と隣り合わせ

私はロードバイクと出会って、人生が変わったと思っています。

ダイエットには成功したし、運動することによりストレス発散になっているのか、メンタルは落ち着いているし、56歳を過ぎても体力があって元気だし、仕事などの負荷のマネージメントの考え方まで得られたし。

が、何事もよい面があれば悪い面もあるはず。
ここでは、ダイエットやアンチエイジングのために自転車を使うことのデメリットとその回避方法を考えてみます。

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自転車が高い

私が最初の自転車を買った2009年当時、ロードバイクはエントリーモデルで10万円以下、15万円以上だすと中位グレードが買え。40万円くらいですごく高い感じでした。
当時、私は予算30万円で今のローラー号(当時は初心者がレースに出るにも十分なスペックでした)のアルマーちゃんを購入したんですが、続けられるかどうか自信がなかったので、相当思い切って購入を決断しています。

月1万円のジムに3年通って元が取れるので、絶対3年はやめないと心に誓いました(笑)。

ところが、ここ数年の自転車の値上がりは激しく、エントリーモデルで20万円~30万円くらい、レースに出るなら50万円以上、ちょっといいものだと100万円クラスといった感じになっています。

確かに自転車はダイエットはもちろんのこと、風邪から骨折、メンタルまで治療効果があり、アンチエイジングもできるしで(個人の感想です!)、万能薬ではあるんですが、一般的には続けられるかどうかわからないものにそんなにお金をかけられないですよね。。。

雑誌やネットで情報を収集すると、高い自転車ばかりおすすめされていると思いますが、スポーツバイクの専門店に行って相談すると、ご予算に合わせて最適なものをお勧めしてもらえると思います。20万円でも高いとは思いますが、まずは相談してみてください。

外で走ると事故の危険性がある

私はあまり自転車レースに出ませんが、それでも大きな怪我としては、2014年3月にレースで落車(自転車で転ぶこと)して、右肩を脱臼・骨折して、予後が悪くて手術、前にならえができるまで半年、真上に手が上げられるようになるまで1年以上掛かっています。肩の筋肉が小さい腱でしかついていないので、今でも右肩の筋力が弱くて重いものを肩より上に上げられないです。

次に大きな落車をしたのは、2015年9月チームタイムトライアルの練習をしていたとき、道の反射板のキャットアイを踏んで落車、股関節を負傷してしばらくまともに歩けなかったです。
ケアを怠ると発生する右の座骨神経痛はこのせいじゃないかと疑ってます。

さらに、2019年11月のシクロクロスのレースで落車して、左の鎖骨を骨折。
これはいいお医者様にかかり、すぐに入院・手術して、リハビリも順調で、何のダメージも残っていません。

今のところの最後の落車は2021年3月の、これもシクロクロスのレースで木に激突、眼窩底骨折して、顔の左半分の麻痺が未だに残っています(2023年6月現在。本当に少しずつですが、未だに良くはなっています)。

私は幸い交通事故には遭っていませんが、自転車仲間では交通事故に遭った人も多く、また公道のサイクリングや練習で落車して骨折などの怪我をした知人もたくさんいます。

私の落車は自分が下手なせいですが、世界のトッププロでもレースや練習中の落車、交通事故に遭っている例があり、自分が気をつけていても避けようがない場面もあると思います。

私は外を走るときは、前後ドライブレコーダー的なカメラをつけていますが、カメラは事故に遭ったときの証拠にはなりますが、事故を防止してはくれないです。

事故のリスクを考えると、高い自転車を買ってまで自転車乗る?と考えてしまうのもよくわかります。
事故に遭わないためには、Zwiftなどで室内練習をするのがいいのですが、やっぱり外を走ると楽しいんですよね。。。

事故に遭わないようにするには、予測技術や回避技術が必要なんですが、乗り慣れないと得られないので、やはり、気をつけながら外を走るのが良いと思います。

車の運転をしない人は、危険予測も難しいですよね。
JAFの頁に危険予測の情報があったので、是非ご覧ください

車が取りがちな行動:車は自転車がいないものと思って行動する!

  • 右折を待っている車は、直進の自転車がいても突っ込んでくる
  • 駐車場から出てくる車は、車道を走っている自転車がいても普通に出てくる
  • 左折したい車は自転車を抜いた直後に左折する!
  • 駐停車している車は自転車が後ろから来ていても関係なく発進する
  • 渋滞の車列に隙間があったら右折車が来る
  • 何もないところで車が速度を落としたらウインカーを出さなくても左折または駐車場に入る

道交法的には全て車が悪いのですが、怪我をして痛いのは自分なので、車がこのような行動に出ても回避できるよう注意して走りましょう!

それでも避けようがない事故が起こることはあるので、保険には必ず入りましょう
また、自分に過失のない事故の場合、保険会社は示談交渉できないので、弁護士特約を必ずつけましょう。

外で走ると日に焼ける

事故ほどのダメージはありませんが、女性にとっては深刻かもしれない日焼け問題。
こちらの記事で書いていますが、どんなに日焼け止めを塗っても強い日差しの下で一日中走ると日焼けを完全に防ぐことはできません

日焼けはシミ、そばかす、しわ、たるみの原因となるので、できれば避けたいところ。
私は自転車のせいだけではありませんが、若い頃から長年日に当たり続け、ケアもおろそかだったせいか、シミ、肝斑、たるみなど、様々なお肌悩みが。。。。

私は時すでに遅しかもしれませんが、今のところ、布で顔を覆うことで対処可能か検証中です。なので、日焼けしたくないから自転車は嫌という気持ちはとてもよくわかります。

日焼けしないためには、Zwiftなどで室内練習するのが確実ですが、やっぱり外を走ると楽しいし、Zwiftばかりやっていると、バイクコントロールや危険予測能力が鍛えられず、たまに外で走るときに危険です。

どうやって楽しんだらいいのかわからない

自転車だけ買っても、どんな道を通って、どこに行けばいいのか、どうやって走ればいいのか、どんな練習をすればいいのか、わからないことだらけです
近所の車道を走っているだけだと、楽しくなくて、やめてしまいたくなるかもしれません。

まずは近所のサイクリングロードを探して走ってみたり、ショップの走行会などに参加したりして、走りやすい道やサイクリングのしかたを覚えましょう。

また、走行会で仲間を見つければ、走行会以外でも走りに行こうという企画が持ち上がるかもしれません。
また、SNSでお友達を見つけるというのもありかもしれませんね。

脚は太くならない

競輪選手の脚のイメージがあるので、自転車に乗ると脚が太くなるのを心配する女性もいるかもしれません。

でも、競輪選手は短距離を速く走るために、筋トレなどをしてすごく脚を鍛えてあの筋肉を維持しています。女性が普通に練習している程度では脚が太くなることはないと言い切っても良いでしょう。
むしろ、足首や膝周りの脂肪が落ちて、メリハリのあるかっこいい脚になれますよ。


自転車の値段が高い、事故に遭う、日に焼けるなど、自転車による運動のデメリットは結構ありますね。

完全に室内でしか運動しないと決めれば、ローラー専用の安い自転車(ローラー専用自転車なら重くても、ブレーキ性能などが低くても全く問題はありません)とローラー台を買って、金銭問題、事故の危険、日焼けの危険の全てのデメリットを解消することができます

私の自転車の最初の4年間がまさにこれ。
でも、やっぱり外を走っていろんな景色を見に行ったりするのは最高に楽しいんですよね。。。。

デメリットはありますが、これを補ってあまりあるメリットのある自転車。
非皆さんの生活に自転車を取り入れてもらえればと思います!

もう手が離れつつある娘二人と夫と暮らしています。残業あり、出張ありのフルタイムのお仕事。ダイエット目的で自転車に乗って得られたものは痩せただけではありませんでした。

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