室内でローラーを回すとものすごく暑いので、強力な扇風機が欲しくなります。
自転車乗りには業務用扇風機(業扇)、工場扇と呼ばれる、羽根の直径が45cm以上ある大きなものが人気です。
しかし、この扇風機、非常に強力なので、冬のウォームアップ、クールダウン時には、弱でも寒いです。そこで、工場扇の風速を手元でコントロールできるスイッチを買ってみたらとても良かったのでご紹介します。
業務用扇風機(工場扇)ってどんなもの?
羽根の直径が大きいものでも40cm程度の家庭用の扇風機に比べると、圧倒的に大きく、またモーターもパワフルで風が強いのが工場扇です。
ローラーのときは家庭用扇風機の風では全く間に合わず、工場扇は必須と言ってもいいでしょう。
代表的な工場扇はこれ。人気のナカトミの工場扇で、いくつかタイプがありますが、一番風速/風量が多いもの。
ただし、大きくて邪魔、オレンジ色がリビングなどに合わない、音がうるさいなどの欠点もあります。
私が使っているのはこれ。上のOPF-45Sよりは最大風量・風速が小さいですが、これの弱でも十分に涼しいです。
また、脚がないので部屋に置いておいても邪魔にならず、色もシルバーで気になりません。
工場扇はどれもそうだと思うのですが、スイッチが本体についていて、ローラーしながらでは操作できません。
オン/オフだけなら手元スイッチ
身体が温まるまでは扇風機をオフにしておき、身体が温まってからオンにするだけなら、手元スイッチを使えば自転車に乗りながらでも操作できます。
2mのコードで、本体からスイッチを手元に持ってこれます。
これなら500円台で買えます。
風量調節用のコントローラー
しかし、最初に書いたように、ウォームアップ・クールダウンの時、扇風機をつけると寒いけど消すと暑いという時間帯があるんですよね。長年どうにかならないかと思っていたのですが、照明用の光量調節のコントローラーが使えると知って買ってみました。
風量調節とは独立したオン・オフのスイッチがあること
独立したオン・オフのスイッチがない場合は、すごく低速(低電圧)を通って扇風機をオフにすることになります。何となく、モーターに悪そうなので、独立したオン・オフのスイッチがあるものを探しました。
片手で操作しやすい調節ボタン
四本ローラーの時も使うので、操作ボタンが大きく、片手で簡単に操作できそうなものがいいなと思いました。
今どこにいるのかがわかりやすい構造
amazonで照明のコントローラーを見ていると、円盤を回してコントロールするものもあり、それでは今どの辺にいるのか視覚的にわかりにくいので、今どの辺にいるのかがわかりやすそうなものを選びました。
容量に余裕がありそうなこと
工場扇の消費電力は、上のオレンジもので60Hz地域(西の方)で124w(50Hz地域は111w)、下の私が使っている銀色のもので60Hz地域で100w(50Hz地域で90w)です。
白熱灯の調光用だと、100wまでのものが多く、私の扇風機でも容量ギリギリです。
特に扇風機・換気扇のようなモーターは起動時に定格電流の数倍の電流が流れるらしいので、100wでは結構危ない。。
しかし、今回購入したものは、白熱灯で160wまで、換気扇(=モーター)で100wまでと明記してあったので、まぁ安心です。
実際に使ってみました
コントローラーとモーターの相性があるらしく、ものによってはモーターの唸り音が発生するとありましたが、私の組み合わせでは大丈夫でした。
また、選択基準だった操作性なども期待通り。
これで、ローラー台のウォームアップやクールダウンも快適です♪
万全を期すなら大容量のスピードコントローラー
私の工場扇は50Hz地域で使っていて最大90wですが、もっと大容量の扇風機を使っている人には、照明用のコントローラーでは容量が不安かもしれません。
その場合は、ちょっとお値段が張ってごつくなりますが、安心の1,500wまで対応の電動工具のコントローラーがお勧めです。
ちなみに、お金に余裕があるなら、心拍と連動して風速をコントロールしてくれるWAHOO ヘッドウインドという手もあります。
さらに、我らがGrowtacでも、風速のコントローラーを開発しているらしいので、この製品化が待たれます!
動画では速度に応じて風速が上がっていますが、心拍連動の商品も企画にあるようです。これは超期待ですね!