健康に必要な要素は
「食事、運動、休養」です。
が、実はもう一つ、健康に重要な要素、「歯・口腔の健康」があるのをご存知でしょうか?
生活習慣病の発症を予防し、健康寿命を延伸するためには、
- 栄養・食生活、
- 身体活動・運動、
- 休養、
- 飲酒、
- 喫煙、
- 歯・口腔の健康
に関する生活習慣の改善が重要である。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/dl/kenkounippon21_02.pdf
私は元来ものすごく歯並びが悪かったんです。
どのくらい悪かったかと言うと、出っ歯だったので、上の歯と下の歯の間に指2本完全に入り、前歯は全く役にたたず、下の歯は前後にガタガタに並んでいて、しかも下の歯列と上の歯列が歯1本分くらいずれてる感じ。。。
50歳になる直前で一念発起して歯列矯正をしたんですが、その際に歯周病だから、まず歯周病を治療しないと矯正できませんと言われて、半年くらいかけて歯茎の中に溜まってた歯石を取ってもらったんです。
そうしたら、お口の中の不快感が一掃されました!
しかし、対処がやや遅かったので、歯茎が下がって、歯の根元に隙間が。。。
食後に爪楊枝が欠かせません。
朝起きたときの口のネバネバ感も、口臭も、歯磨きしたら歯茎がチクチクしたり、歯茎から血がでたりするのも、全部歯周病のせいです。
こうなってしまうと、どんなに頑張って歯磨きしても治りません!
ましてや健康食品などでも治りません。
自覚症状があったらすぐに歯医者さんへ!なくても、定期的に歯医者さんにいって歯石をとってもらうなど、歯のメンテナンスをしましょう。
歯のメンテナンスには散髪や美容院にいくのと同じ感覚で通いましょう。
歯・口腔の健康が重要なわけ
80歳になっても自分の歯を20本以上残すことを目標とした、「8020運動」は聞いたことがあるのではないでしょうか。
歯が悪くなると、野菜やお肉など、しっかり噛まないと食べられないものが食べられなくなり、「栄養」を十分に摂ることが難しくなります。
十分な栄養が取れないと、しっかり運動することができません。
つまり、歯・口の健康は健康の基本である「食事・運動・休養」の「食事」と「運動」を支えるための重要な要素なのです。
歯の本数の目標と現状
「8020運動」には、80歳で20本の目標以外に、途中経過の目標も定められています。
(2)歯の喪失防止
項目 | 現状値 (最新年) | 目標 |
ア 80歳で20歯以上の自分の歯を有する者の割合の増加 | 51.2%(2016年) | 50% (2022年度) |
イ 60歳で24歯以上の自分の歯を有する者の割合の増加 | 74.4%(2016年) | 70% (2022年度) |
ウ 40歳で喪失歯のない者の割合の増加 | 73.4%(2016年) | 75% (2022年度) |
40歳で親知らずを除く28本が全部自分の歯、60歳で24本以上が自分の歯というのが目標ですね。
最近の調査では80歳の半数の方が20本以上が自分の歯だし、60歳では3人に2人近い方が24本以上自分の歯で、40歳もほぼ3人に2人が28本の歯がそろっているようです。
逆に言うと、60歳の3人に1人は4本以上歯を抜いているということですね。
40歳を過ぎるころから、歯周病によって歯を抜くケースがどんどん増えてきます。
そして、歯周病は、最終的に歯を抜く羽目になる何年も前から歯の骨が溶け始めています。
もう何本か抜いている人も、まだ大丈夫な人も、今ある歯を一生使えるように、今から頑張りましょう。
歯が抜ける原因
歯医者で歯を抜く治療をしたものを調べると、「歯周病」によるものが37%、「むし歯」によるものが29%、でした。
また、「破折」(18%)の多くは神経を取った歯と考えられ、「むし歯由来」とみなすことができます。
虫歯による抜歯はどんな年代でも一定数ありますが、歯周病による抜歯は40歳台から増えてきて、65~ 75歳位がピーク。
図: 抜歯の主原因(全体)と抜歯の主原因別にみた抜歯数(年齢階級別、実数)
抜けるリスクが高い歯は、以下のとおりとされています。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/informatin/teeth/h-04-002.htmlを一部改変
クラウン(冠)が装着されている歯というのは、むし歯が進んで神経を取ったり、根の治療を行って被せものをした歯のことで、歯の根の先に病変が残っていることも多いようです。また、このような治療を行う頃には既に蓄積されているダメージが大きく、長年の噛む力に耐え切れないことから抜く羽目になると考えられます。
部分入れ歯の針金がかかる歯(やブリッジを支えている歯)も抜けるリスクが高いです。
これは、歯がない部分の負担を負っていることや、歯がない部分の影響で歯を支える骨が溶けていることが原因として考えられます。
また、全体的に歯は奥歯から失われる傾向にあります。
奥歯が失われると、その前にある歯がより失われやすくなるという悪循環が生まれます。
従って、神経を取ったりするような治療が必要になる前にむし歯の治療をする、歯周病で歯をなくす前に定期的に歯医者に通ってクリーニングすることが重要です。
歯周病とは
歯と歯ぐきの境目は汚れが付きやすく、歯磨きもしにくいです。
すると、歯と歯茎の境目の汚れの中で細菌が繁殖し、この細菌が出す毒素の影響で、歯ぐきが腫れたり出血したりします。
また、歯ぐきの中にまで細菌が入り込むと、歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしていき、歯がぐらぐらしたり、最後には抜けてしまったりする病気です。
歯周病の症状
次のような症状があったら歯周病の可能性があります。
必ず歯医者に行ってチェックしてもらいましょう。
私も朝起きた時に口の中がネバネバするなぁと思っていましたが、口を開けて寝ているせいかなどと思っていました。
←間違ってます!歯周病が改善したら朝起きてもお口は爽やかです!
また、歯ぐきが腫れたり、歯磨きの時に出血したりもしていたのですが、歳を取ったらそれくらい普通かと思っていました。
←間違ってます!歯周病が改善したら、歯ぐきが腫れたり歯磨きのときに出血することはなくなりました!
口臭もあるかもと思ってましたが、歯周病とは思ってなかったです。ある程度歳のせいかも?とも思っていました。で、何を考えたかというと、口臭を軽減するという健康食品を試したりしてみました。
←間違ってます!歯周病が改善したら口臭もなくなりました!
歯周病は放置すると、どんどん歯ぐきの骨が溶けてしまい、歯周病を治療しても戻りません!
歯周病を治療して、歯ぐきの腫れ収まって歯ぐきが引き締まってくると、歯と歯の根元の隙間が広くなり、食べ物が詰まりやすくなります。また、歯が長くなったように見え、歳よりくさく見えます。
こうならないように、声を大にして言いたいです。
歯周病は歯医者で歯石を取ってもらうことでしか治りません!チェックリストにある症状があったら、歯磨きで何とかしようとか、健康食品で何とかしようなどと無駄なことを考えず、必ず歯医者に行ってみてもらいましょう。
また、何故か職場の健康診断では歯科検診がないことが多いのですが、定期的に歯科検診を受けましょう。
歯周病の原因
歯と歯ぐきの境目は歯磨きがしにくいです。
すると、そこにたまった食べ物の残りかすに細菌が繁殖して白くネバネバしてきます(プラーク)。
歯周病の原因は、このプラーク(細菌の塊)です。
プラークの細菌は歯ぐきの奥にまで繁殖していき、細菌の作り出す毒素によって、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてなくなっていきます。
また、プラークに含まれる細菌が「温泉のガス・卵の腐ったような臭い」(硫化水素)や「野菜や魚が腐ったような臭い」(メチルメルカプタン)を発生させます。
プラークが長期間歯の表面についていると、唾液に含まれるカルシウムなどがプラークと結合して、石のように硬くなり歯石となります。プラークはおよそ2週間で歯石になるとされています。
が、私の実感ではもっと速いと思います!
歯石は歯ぐきから上にもできますが、歯ぐきの中(歯と歯茎の隙間=歯周ポケット)にもできます。
歯周ポケットの中は歯周病の原因の細菌が繁殖しやすい酸素の少ない状態なので、歯周病菌はさらに増え、毒素を出して骨を溶かします。
歯周病の予防
歯周病の予防のためにはプラークを取り除くことが重要です。
プラークは粘着力があり、水に溶けないので、プラークを取り除くためには歯ブラシでブラッシングするしかありません。歯と歯茎の境目にクリームチーズが付いていることをイメージして歯磨きをするといいです。力を入れすぎると歯が減ってしまうので、クリームチーズを歯ブラシで擦って落とすくらいの力加減で。
また、歯は表・裏以外に両サイドも歯ぐきと接していますが、歯と歯が接している面は歯ブラシでは落とせません。デンタルフロス(糸ようじ)や、隙間が大きくなってきたら隙間に合わせたサイズの歯間ブラシで汚れを落とす必要があります。
プラークを少しでも取り残すと、それが歯石となります。そして、歯石の表面はザラザラしているので、それを足がかりに更にプラークがつきやすくなります。
歯ぐきより上のプラークはまだ取りやすいのですが、歯ぐきの中のプラークは歯磨きでは取り切れません。
どんなに頑張ってもプラークを100%なくすことは困難だと、厚生労働省も言っています💦
そうすると、たいていの人には数カ月程度で歯石が沈着して、プラークの巣になってしまうので、歯医者で定期的に歯石を除去してもらうことが必要です。
私は、超頑張って歯磨きをしていますが、それでも4カ月に1回のペースで歯石を取りに行くと、歯石がついてますね~って言われます。
最近、やっときれいに磨けてますねと褒めてもらえるようになりましたが、それでも歯石はついています。
一般的に治療前の状態が悪かった場合や歯みがきがあまりできない場合は、1~3ヵ月ごとに歯医者でメンテナンスしてもらった方がいいと思います。軽度の歯周炎だったり歯みがきが上手な方は、半年に一度のペースでも大丈夫な場合もありますが、歯科医師とよく話し合うことが必要です。
歯周病は年寄りの病気なの?
「歯科疾患実態調査」では、「歯ぐきが痛い、はれている、出血がある」と答えた人は、15-24歳では5%未満だったのに対し、25歳より上は55歳まで15%弱で推移していて、25歳を過ぎると急に歯ぐきの状態が悪くなってくるのがよくわかります。
私が最初に歯石がついてますね~と言われたのも、就職してすぐ、26歳のときの歯科健診でした。
この時は特に歯ぐきが腫れているという自覚症状はなく、歯ぐきの出血もなかったので、放置しちゃったんですよね。
この時にすぐに歯石を取りに歯医者に行っていれば今みたいなことにならなかったのにと思います。
歯周病は歯が抜けるだけ?
歯周病は、歯ぐきの骨が溶けて最終的には歯が抜けてしまいますが、「腫れて炎症を起こし、出血している組織のそばに毒素を出す細菌が繁殖している」という状態を想像するだけで、身体にダメージがありそうなのは想像できます。
例えば、体内に入ろうとする歯周病菌と白血球などの免疫細胞が歯肉で戦って炎症が起きているのですが、このせいで倦怠感が起こります(風邪などと一緒ですね)。風邪の場合はウイルスが体内に入ってきた時だけ免疫が頑張りますが、歯周病では常に攻撃を受けているので、免疫細胞のダメージは相当なものとなります。
また、例え白血球などの免疫細胞の働きによって、歯周病菌が体内に入ることを防げたとしても、歯周病菌の作る毒素は体内に入っていきます。さらに、歯周病菌が体内に入ることもあり得ます。
歯周病は、心疾患や慢性腎臓病、呼吸器疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、悪性新生物(がん)、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連していることが報告されています。それらのなかにはエビデンスが十分ではないものもありますが、いずれにしても、歯周病を治療することにより口腔の健康を維持することは、全身の健康維持にとっても重要であるといえるでしょう。
歯周病になりやすい条件とは
歯周病の直接の原因は、歯磨きで取り切れないプラークに含まれる細菌です。
ということで、歯並びが悪く、磨きにくい場所がある人は歯周病になりやすいです。
私は記憶にあるだけで親知らず以外に上あごの永久歯を2本歯(しかも2本とも右側)を抜いているのに今歯が普通の人と同じ28本あるので、今にして思えば、歯が大きい上に歯の本数が多くて顎に入りきらず、八重歯・出っ歯と歯並びが悪かったのです。
また、噛み合わせが悪かったせいもあるのか、私は若い頃はものすごく歯ぎしりがひどかったのですが、歯ぎしりも歯周病を悪化させる要因と考えられています。
加えて、出っ歯で歯並びが悪かったせいで口を閉じにくく、口呼吸でした。
口呼吸だと、口の中が乾燥してプラークが付きやすくなる、また、歯肉の抵抗力が弱まって炎症が起きやすくなるとされています。
さらに、喫煙者は非喫煙者に比べると、3~8倍歯周病にかかりやすく、悪化しやすいことがわかっています。喫煙者は歯周病の治療をしても、治療効果が低く、治療後の治りも悪いです。
これは、たばこによって組織への酸素供給十分にできないこと、免疫力が落ちること、ヤニが歯についてプラークが付きやすくなることなどが原因として考えられます。
ちなみに、私は大学生~上娘を妊娠するまで喫煙者でした。。。
その他、ストレス、栄養バランスの乱れなど、免疫力が落ちると歯ぐきの炎症がおきやすく、腫れた歯ぐきの中でさらに細菌が繁殖しやすくなる悪循環となります。
昔の私、ほぼ全部該当してますね。いやぁ、我ながら、これだけリスク要因を抱えていたら歯周病にならないほうがおかしいだろうって感じです。どれかが当てはまる人も、どれも当てはまらない人も、ちょっとでも自覚症状があったら歯医者に行きましょう!
自覚症状が無くても検診で歯石がたまっていると言われたら歯医者に行きましょう!
歯が抜けてしまった/抜いてしまったら?
歯周病やむし歯、外傷など歯を失ってしまった場合、そのままにしておいてはいけません。
抜いた歯をそのままにしていると、抜いた歯の隣の歯が抜けたスペースに動いて傾いてきます。
そして、上下のかみ合わせ、左右のかみ合わせがズレてきて全身のバランスが狂い、頭痛・肩こり、ひいては近接する歯の骨が溶けてきて他の歯まで抜く羽目になりかねません。
つまり、歯を抜いた場合には、放置せずにすぐに処理する必要があります。
部分入れ歯やブリッジは、それを支えにしている歯を抜く羽目になることもあるので、自前の歯と近い感覚で使えるインプラントを検討しても良いと思います。
ただし、インプラント手術をするには、「土台となる歯槽骨が健康であること」「神経との位置関係や歯周病の進行程度」などいくつか条件があります。また術後に定期的なメンテナンスと丁寧なブラッシングがされないと歯周病に似たインプラント歯周炎を起こし、土台の骨が冒され支えられなくなることもありますので、信頼できる歯科医とよく相談することが必要です。
私は結婚する頃に、八重歯の残骸の歯を抜いたんですが、その時の歯医者さんは、この隙間は自然と埋まるからと言っていました。
確かに自然と埋まったんですが、噛み合わせとは関係なく歯が動いて、ますます全体的な噛み合わせが悪くなった気がします。
いろいろとお医者さまにはお世話になっていますが、医療も技術職。
お医者さまは選ばないとダメだなぁとつくづく思います。
いろいろ試した歯磨きグッズの評価
1番:こまめな歯磨き
歯垢が歯石になるまでに2日位かかるので、歯磨きは朝・夜2回、どちらかは時間を掛けて丁寧にブラッシングすれば良いという情報を信じてやってみたのですが、歯医者さんに行くたびに歯石が着いてますね~と言われ、歯周ポケットも浅くなるどころか深くなってる。。。
歯列矯正しているときに、食後すぐに歯磨きして矯正用マウスピースをつけていたときはそんなことなかったのに。。。
ということで、食べてすぐに歯磨きする方針に変更したら、見事、次の検診で、はじめてきれいに維持できていると褒めてもらいました!
結局、いろんなグッズに頼らずとも、一番効果的なのは食べたらすぐ歯を磨くということでした。
2番:KissYou イオン歯ブラシ
歯医者で歯磨きができていないと怒られる~とつぶやいたら教えてもらった歯ブラシ。
電池内蔵で、マイナスの電荷で、歯石のプラスの電荷を中和して、歯石を取り除きやすくするらしい。
歯ブラシの毛先が極細で、最初使ったときに、歯周ポケットが深いと言われたあたりはチクチクとして痛かったです。
何日か優しく磨いていたら、チクチクしなくなりました。
多分、歯茎の腫れが解消されたんだと思います。
1番のこまめな歯磨きと同時に導入したので、歯ブラシだけの効果は不明ですが、これを使い始めて次の歯医者の定期検診で、はじめて、きれいに磨けてると褒めてもらいました。
また、Kiss Youを使うようになって、電動歯ブラシ(替えのブラシが高い!)、高額な歯磨き粉、うがい薬、ワンタフトブラシが不要になりました。
また、歯磨き粉不要なので、歯磨き粉による歯の摩耗もなくていいと思います。
3番:フロス、歯間ブラシ
歯ブラシでは歯と歯が接している面を磨くことは出来ないので、歯の隙間が空いていなければフロス、隙間があいていれば歯間ブラシを使う必要があります。
どれでもあまり差はないと思いますが、歯間ブラシは隙間の大きさに合わせてサイズを選ぶ必要があります。細い歯間ブラシで大きい隙間も小さい隙間も掃除しようとするのはダメです。
ここまでは必須。
4番:歯磨き粉、うがい薬 Concoolシリーズ
Kiss Youを使うようになって歯磨き粉を使わなくなったのですが、Kiss You導入前は愛用していました。私は特に右の奥歯の歯周ポケットが深くて炎症を起こしやすいのですが、一通り磨いた後にワンタフトブラシにConcoolの歯磨き粉をつけて磨いておくと、奥歯の歯茎が腫れることはありませんでした。
大丈夫かなと思ってしばらく普通の歯磨き粉でやっていると腫れてきていたので、効果は高いと思います。
5番:電動音波歯ブラシ
手磨きで頑張っても歯石が着くし、歯周ポケットは浅くならないしということで導入してみた電動音波歯ブラシ。2分できれいに磨けるので、時短になります。
朝は時間がないので、電動歯ブラシで、夜は手磨きで時間を掛けて磨いていました。
あまり磨きすぎると歯が減るので、良くないんですよね~。
Kiss Youだと時間を掛けずに、優しく磨いてもスッキリ磨けるので、電動歯ブラシは使わなくなってしまいました(替えブラシをたくさん買ったのに。。。)
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まとめ
歯ぐきが腫れる、歯磨きをすると血が出るというのは、加齢とか、疲労とかストレスなどではなく、歯周病の症状です。また、このような症状が無くても、歯科検診で歯石がたまっていると言われたら歯周病予備軍です。
歯周病は、どんなに丁寧に歯磨きしても、うがい薬を使っても、口臭予防の健康食品を使っても治りません。
歯医者に行って、歯石を取ってもらうことでしか歯周病は治りません。
放置しておくとあごの骨が溶けて歯を抜く羽目になってしまう歯周病、早く対応すればするだけ、進行を食い止められます。進行してしまうと、歯茎の骨が下がってしまうので、歯周病が治っても元には戻りません。歯が長くなり、また、歯の根元に隙間ができて、見た目も年寄り臭くなるし、食べ物のカスも詰まりやすくなってしまいます。
自覚症状もある人は今、20歳代後半以降の方でしばらく歯科検診を受けていない人・歯医者に行っていない人も今、歯医者に予約を入れましょう!
歯医者さんでのメンテナンスへは散髪や美容院に通うのと同じ感覚で通いましょう。