自転車でダイエットはとってもお勧めなんですが、心配なのは事故。
自分が直進のときに車に突っ込まれそうになったり、自分を追い越していった車が急に左折したりするのに巻き込まれそうになることも。。
そんなときに自転車にドライブレコーダーががあれば。。。
また、たまに出かけるロングライドの記録を残したい。
とはいえ、GoPro、Insta360などは高いしな。。
動画編集は手間がかかりそうだし、編集して見ないなら高いカメラを買ってももったいないかも。
そこで、試しに安い中華アクションカメラ、Apeman A79を買って、ロードバイクやシクロクロス車につけてみたら意外に良かったので、まとめました。
あ、もちろん、アクションカメラに何万円も出してもいいという方は、GoProでも、Insta360でもお好きなものを購入して下さい。
サイクリングにドライブレコーダーや動画撮影カメラが有効なわけ
事故にあった場合の記録として
ロードバイクは車道を走るのが原則ですが、無理やり右折してくる対向車、追い越してすぐに左折する車、商業施設から確認せずに鼻先を出してくる車など、路上は危険がいっぱいです。
また、自動車だけではなく、縦横無尽に車道と歩道を行き来する自転車、ノールックで突然右左折する自転車、サイクリングロードで突然Uターンするランナー、飼い主と反対側を歩くリードでつながれた犬など、どこもかしこも危険が一杯。
どんなに「かもしれない」センサーを働かせても、何があるかわらないので、常に撮影しているのは非常に有効です。
↑ノールックの右折ママチャリに突っ込みそうになって落車した動画。。
サイクリングの記録として
サイクリングの記録として、景色のいいところで止まって写真を撮るのもいいのですが、頑張って走っているときにはあまり止まりたくないもの。
また、良さそうなシーンでカメラをこまめにオン/オフして撮影するのは意外と面倒だし、不意に面白いシーンが訪れたりするので、カメラを回しっぱなしにしておく方が、ライドに集中できます。
加えて、ブログ用の写真もいちいち止まってスマホ/カメラを出して撮らなくても、動画からの切り出しで何とかなることも多いです。
(なお、止まらず、片手離しでスマホで撮影しながら自転車に乗るのは道交法的には違法です)
↓回しっぱなしにしてたカメラから作った動画
ドライブレコーダー/アクションカメラとしてのApeman A79
実は、私はこれまでもアクションカメラを購入しています。
Shimano CM2000 | 画質はなかなか良かったですが、電池が持たないので使用しなくなりました。 |
Apeman A80 →ApemanA79 | レンズに傷が入ってしまったのでApeman A79を買いなおしました。 GoProを手に入れたので使わなくなりました。 |
Insta360 One X2 | スキーで中華GoProで水平が取れなくて酔いそうな動画を撮っていたら、夫が誕生日プレゼントに買ってくれました(2021年5月) |
GoPro HERO10 | 中華GoProの代わりに自転車につけて回しっぱなしにするために、夫がクリスマスプレゼントに買ってくれました(2021年11月) |
CycliQ Fly6 | リアのドライブレコーダーです。画質はイマイチだけど、ループ撮影できてドライブレコーダーとしては十分。サドルバッグと干渉してつけにくいので最近つけてません。 |
tooocycling DVR80 | もう少し画質の良いリアのドライブレコーダーが欲しくなって、クラウドファンディングしていたときに購入。画質もいいし電池も持つしで言うことありません。(2023年6月) |
Amazonのタイムセールで5,000円を割ることがあるので、その時を狙って買うと良いと思います。
5,000円でこれなら全然ありだよね!と思いますが、GoProやInsta360などの動画と比べちゃうと当然見劣りします。そこは割り切る必要あり。
Apeman A79はamazonでは今は取り扱っていないですね。しかも、メーカー名が変わったようです。多分同じメーカーの同系機と思われるのがSUPERAPEM1 A77ですが、評価が低いですね。(20220307修正)
今買うならこちらの方がよさそうです(20220307追記)
併せて買うと良いもの
カメラ自体は5,000円とお安いのですが、マウントがお高い!
そして、編集しようと思うと編集ソフト、PC周りなど、思いの外お金がかかるかも。。
MicroSDカード
64GBのカードで5時間位撮れました。Amazonのレビューによると128GBも使えるらしい。給電しながら撮れるので、丸1日回しっぱなしにしていてもいいですね。99%が捨て場面だったとしても、自転車の場合、回しっぱなしにしておく方が撮り逃しがなさそうです。
アクションカメラの場合、書き込み速度が重要なので、激安品ではなく、Class10と書いてあるものを選びましょう。
通常はドライブレコーダーモードにして5分の映像をループで撮るのがいいですが、大切なロングライドのシーンなどはループ録画を切るのを忘れないように(カードがいっぱいになると最初のファイルが上書きされてしまいます)。
モバイルバッテリー+トップチューブバッグ+USBケーブル
電池は1つで90分弱もちますが、電池を入れ替えると時間がリセットされてしまうので、一旦スマホと連携させないといけないのは面倒です。
(USBで給電しながらバッテリーを交換すれば時間は保持されます)
また、サイクリングでは、電池を入れ替えるためにいちいち止まるのも面倒。
このため、自転車ではトップチューブバッグにモバイルバッテリーを入れて、常時給電してカメラを回しっぱなしにしておくのがお勧めです。
モバイルバッテリーは手持ちのをお使いください。
トップチューブバッグは私のはもう10年位前に買ったもので同じものは見つけられませんでした。
幅の広いものはペダルを漕いだ時に膝をするので、薄いものがお勧めです。
私の自転車のようにステムの下にほとんどスペースがない場合、つけるのが難しいです。
また、ものによってはぐらぐらして傾いてくるので評価をよく見て選んでください。
USBケーブルはコネクタ部分が邪魔にならないよう、90度曲がっているものを買いました。
長さもちょうどの30cm。このmicroBのコネクタ、どうなってるのかわからないんですが、裏表なく両面刺しなんですよね。他のもみんなこうなればいいのに。。
自転車へのマウント
サイコンマウントの下にGoProマウントが付いているものを使ってサイコンの下に吊り下げています。
さすがにカメラがお安いセットなので、規格はGoProマウントですが、フレームネジの受けが無く、また、ゆるゆるで、走っているうちにずれてきてしまいますが、挟まる面にビニールテープを貼って隙間を詰め、M5のナットで受けておけば角度がズレることはありません。
付け替えるのが面倒なので、私はフレームをロードバイクとシクロクロス車の2台につけっぱなしにしています。
邪魔にならなくて気に入っていますが、目線が下になってしまうので、ガードレールがある道で、眼下に素敵な景色が広がっているところでは景色が映らないのがやや残念。
舗装が悪い道ではフレームからカメラが外れて飛んでいくことがあるので、ゴムで固定しています。
休憩中はフレームからカメラだけ取り外して手持ち撮影したりしています。(自撮り棒は未チャレンジ)
私が買ったマウントはamazonでの取り扱いがなくなっちゃったようです。
安くてよかったのに。信頼のRecmountはお高いなぁ。。。
電池+充電器
電池の外れ率は高いですが、安く買えるのであたりのものだけを使います。
サイクリング以外のスキーなどでは回しっぱなしにする必要はないし、電池を入れ替えるのも簡単です。逆にモバイルバッテリーにつなぎっぱなしだと機動性が落ちるので、サイクリング以外の用途で使う場合には、電池と充電器を買い足して、電池はたくさん持って行った方がいいです。
さすが安いバッテリーなので、予備をたくさん買っても外れのが入っています。
外れを含めた価格と思った方がよさそうです。
充電器は普通に使えました。
レンズカバー
実はこのApeman A79はApemanのアクションカメラの3台め💦
1台目はA80でしたが、フレームへの取り付けが甘かったのか、荒れた舗装路を走ったときにフレームから外れて飛んで行ってしまい、レンズに傷が入ってしまいました(それでゴムで固定するようにした)。
2台目に買ったA79は、ツーリングの途中で雨が降ってきたので、ジップロックに退避させたところ、ジップロック内でレンズに傷が。。。。
相当柔らかいプラスチックorコーティングな上に、凸レンズが出っ張っているので、非常に傷がつきやすいようです。
そこで購入時に同時にレンズカバーを購入するのがお勧め。
なお、このレンズカバー、ものすごくしっかり取り付くので、防水ケースなどに入れるために、レンズカバーを外そうとすると、レンズそのものが本体からもげるので気を付けてください。
中華アクションカメラ用のレンズカバーは多数売っており、サイズはみな同じなのにはめてみると緩いのがあります(それで速攻で一つなくしました)。上に書いたようにこちらはぴったりです。
動画編集ソフト:adobe premiere elements
今まで動画を撮らなったのは、撮りっぱなしの動画は見ないだろうと思っていたから。
写真はPCのスクリーンセーバーをphotoのランダム表示にしておくと、意外と見るんですが、つまらない部分が多い無編集の動画は見ないと思います。
一方、最近ではビデオ編集ソフトも便利になっていて、以前よりは手軽に編集できるみたい。
そこで、無料のムービーメーカーを使って動画を編集してみたところ、意外に楽しく編集できました。
でも、文字入れの自由度が低かったです。
また、GarminのVirbも使っていましたが、こちらはGPSのデータやパワー、速度などのデータを書き込めるので面白いです。しかし、他人のライドデータをそんなに長時間見たいか?というとそうでもないなと思い、使わなくなりました。
また、自動で短い作品に編集してくれる機能もあるのですが、いまいち欲しいところを切り取ってくれないのが歯がゆい感じ。
そこで、つい、定番のadobe premiere elementsを買ってしまいました。
もともと、photoshop elementsを使っていたので、合体版のアップグレード版を買えたのが良かったです。
カメラよりだいぶ高額なのはご愛敬💦
ムービーメーカーに比べると、キャプションの入れ方の自由度が大きく、無料の音源も豊富だし、慣れれば断然サクサクと動画が編集できます。
もしかしたら必要になるかもしれないもの
PC・メモリ・HDD
adobe premiere elementsで動画を編集する場合、快適に使うためには、adobeの推奨するスペックのPCが必要となります。
そもそもPCを持っていないとか、持っているのが古いノートPCだとスペック的に辛いと思います。
私の母艦PCは自作機で2011年5月に組んだものですが、当時そこそこ良いCPUで組んだので未だに現役で快調に動いています。でも、動画編集に手を出してしまったので、メモリとSSDを買いなおしました。
Insta 360はスマホでの編集が前提のようで、そもそも初期登録をするためのスマホの要求スペックが高く、私の手持ちのスマホでは対応していないので、スマホを買い替える覚悟がないと導入できないという事態に陥っています。。。
中華アクションカメラ、すごく重宝しました。
動画編集は面倒くさいしやらないと思っても、ドライブレコーダーとして回しっぱなしにしておくだけで事故の時の安心感が違います。
お手軽に導入できるお値段なので、まずは試しに買ってみて、もっといいものが欲しくなったらGoProとかInsta 360を買うというのでもいいのではないでしょうか。
2世代前のHERO10がお安くなってますね。私のドライブレコーダー的な使い方ではこれで十分です。
Insta360はスキーに、サイクリングにと大活躍しています。画角を考えず、回しっぱなしにしておけば写っているのが素晴らしい。
機能を絞ってお値段控えめ、画質もいいし、電池も持つし、リアのドライブレコーラーとして非常に優秀です。